こども家庭センターは、子どもやその家族が安心して生活できるようにサポートするための場所です。ここでは、さまざまな相談や支援を行っています。

センターの目的

　センターは、母子保健と児童福祉の機能が協力し合うことで、子どもたちやお母さんたちが直面するさまざまな問題に対応する機関です。具体的には、児童虐待・ヤングケアラーを防ぐための取り組みや、育児に困っている家族への支援方法を考えることです。

これには、すべての人に広く手を差し伸べるアプローチと、特に困っている人に重点を置くアプローチの2つの方法を用い、すべての子どもたちやその家族が必要な支援を受けられるようにし、問題が起こる前に予防することを目指しています。

つまり、切れ目なく漏れなく対応することで、より多くの人々が安心して生活できる環境を整えることがセンターの目的です。

※「母子保健」とは、お母さんと赤ちゃんの健康を守るための活動です。例えば、妊娠中のお母さんが健康でいるためのサポートや、赤ちゃんが元気に育つための健診などがあります。

※「児童福祉」とは、子どもたちが安全で幸せに育つための支援をすることです。これには、家庭での問題や困難を抱えている子どもたちを助けることも含まれます。

センターの役割

相談の窓口

もし、子育てや家庭のことで困っていることがあれば、いつでも相談できます。専門のスタッフ（保健師、看護師、社会福祉士など）が親身になって話を聞くようにいてくれます。育児の悩みや学校での問題など、どんなことでも大丈夫です。話すことで気持ちが楽になることもあります。ひとりで悩まず、まずはご相談ください。 

支援計画の作成

センターでは、支援が必要な子どもや家族のために「サポートプラン」という計画を作ります。このプランには、どのように支援を行うかが書かれていて、みなさんが安心して生活できるように手助けします。

情報提供

子どもや家庭に役立つ情報を定期的に発信しています。例えば、学校行事や地域のイベント、健康に関する情報などをお知らせします。

地域との連携

　センターは地域のさまざまな支援機関とも連携しており、必要な支援をスムーズに受けられるようにしています。地域全体で子どもたちを見守り、育てていくことが大切だと考えています。