波佐見町は、日本の棚田百選に選ばれた「鬼木棚田」等の四季折々の表情が美しい自然に囲まれ、また400年の歴史と伝統を誇る「やきものの町」として由緒ある歴史的資源や、人々が育んできた文化的資源など、豊かな景観資産に恵まれています。
本町の景観形成においては、これらの多様で独自性の高い景観を守りながら、現代の暮らしと共存を図り、“やきもの”や“農業”とその背後にある“営み”を未来につなぐことが必要です。そこで、良好な景観の保全や形成などを進める施策を景観法に基づいて展開していくため、本町は平成24年4月に「景観行政団体」となり、町民アンケート調査・パブリックコメントや関係機関のご協力を得て、平成27年度に景観計画と景観条例を制定しました。
波佐見らしい優れた景観を守り育てていくために、波佐見町全域において平成28年4月1日から景観に大きな影響を与える可能性の高い大規模な建築物や工作物の新築、新設、増築、改築、移転又は外観の変更を行う場合には、景観形成方針と行為の制限(色彩、高さ等)に合致したものとすることが求められます。
これにより、一定規模以上の建物を建築する場合や工作物の建設、開発行為等を行う場合には、事前に届出又は申請が必要となります。
波佐見町の良好な景観形成を進めていくために、皆様のご理解とご協力をお願いします。
対象規模等の詳細な内容については、ホームページでご確認いただくか、役場建設課へお問合せください。(役場建設課 問い合わせ先 0956-85-3383)