概要・利用案内
料金・開館時間ほか
■観覧料:無料(但し特別企画展等は有料となる場合があります)
■開館時間:9:00~17:00(閉館30分前までにご入館ください)
■休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)/年末年始(12月29日~1月3日)
※5月の連休中も開館します。(なお、展示替え作業のため一部展示室を閉室する場合あり)
■駐車場:普通車17台、身障者用1台
■最寄りのバス停:下内海(しもうちのみ)
■館内無料Wi-Fi完備
■車椅子などのご利用:館内専用の車椅子を準備(3台)していますので受付でお申し出ください。また筆談での対応も致します。
■乳幼児をお連れの方:館内に授乳室がございます。
■盲導犬および介助犬を除くペット類の入館はお断りいたします。
■館内へは靴を脱いでお上がりください。
■団体のお客様:15名以上の団体でご入館の際は事前にお申し込みください。館内解説をご希望の場合も対応いたします。
■館内の解説をご希望の方は受付までお申し出ください。
常設展示室1、2
「常設展示室」では石器時代から現在に至るまでの波佐見町の歴史を物語る貴重な資料や古文書などを展示しています。特に中世から近世にかけての仏教とキリスト教の盛衰や、波佐見における戦国時代の攻防、波佐見焼の成立から発展の様子、明治から大正にかけて栄えた波佐見金山のこと、そして、それぞれの時代、活躍した著名な波佐見出身やゆかりの人物などを「交流」をキーワードにわかりやすく展示しています。
特別展示室
「特別展示室」では波佐見青磁の名品や、くらわんか、コンプラ瓶などの江戸期を代表する波佐見焼を中心に、三上次男コレクションなどを通常、展示していますが、毎年様々なテーマの企画展や特別展を開催しています。
町民ギャラリー・講座室
ここでは様々なワークショップや古文書学習会、陶磁器や写真、油絵などの個展などが開催されています。また壁面には「原マルチノ」はじめ、波佐見の先人や偉人たちのパネルを展示しています。
前庭「しものはらパーク」
旧橋本萬次邸の庭の雰囲気を残しながら、人々が自由に集い、交流し、人々をつなぐ公園的な前庭となっています。各所に座り心地のいい石が配された芝生を中心に、珍しい10月桜やしだれ桜など5種類の桜や沢山の紅葉など、多くの木々に囲まれた季節ごとの眺めを楽しめるようなつくりとなっています。季節ごとの花や紅葉を眺めつつ、ゆったりとおくつろぎください。名称の「下ノ原」はこの地の小字名です。
作庭者:山口陽介
中庭「赤松白石庭(せきしょうはくせきてい)」
「登り窯の燃料であった「赤松」と、波佐見焼の原料であった三股の白い「陶石」を用いて、かつての波佐見焼と波佐見の風景を象徴的にあらわしました。大きい陶石を上に、小さい陶石を下に配することで、陶石が転がり砕けていく時間の流れや荒々しさと優しさを表現しています。」
コメント&作庭者:山口陽介
交流スペース(座敷)
映像鑑賞などもできる北側の十畳座敷
玄関から左側の奥には旧橋本家住宅の中でも最も重要な部分であった10畳、12畳の二間続きの座敷があります。台湾ヒノキを多用した柱やかもい、欄間や床の間など伝統的で贅を尽くしたつくりは当時のままです。南側の窓からは広々とした前庭「しものはらパーク」が望め、北側の座敷(交流室)では映像資料を鑑賞したり、伝統芸能の公演や各種講座を開くなど人々が寛いだ気分で交流を深めることができる場所です。