アクセス

更新日:2023年11月18日

波佐見町歴史文化交流館へのアクセス

交通アクセス道路に向けて2方向に看板が設置されました。

〈お車でお越しの場合〉
●西九州自動車道波佐見・有田IC出口より右折6分
●長崎自動車道嬉野IC出口より右折、佐世保方面へ15分
●ハウステンボスより約30分
*佐世保方面より県道1号線を嬉野に向かって走ると、やきもの公園の少し先、左側にあります。

〈高速バスご利用の場合〉
●福岡JR博多駅・福岡空港~佐世保(波佐見経由)波佐見有田IC下車(福岡から1時間15分)タクシーで7分(観光案内所でレンタカー、レンタサイクルのご利用も可能)

〈JRご利用の場合〉
●JR佐世保線有田駅下車、タクシーで15分
●JR佐世保線三河内駅下車、嬉野方面行きバスで15分「下内海」バス停下車、徒歩5分
●JR大村線川棚駅下車、波佐見方面行きバスで15分「下内海」バス停下車、徒歩3分
●西九州新幹線嬉野温泉駅下車、徒歩2分、嬉野医療センターから佐世保方面行き西肥バスで20分「下内海」バス停下車、徒歩3分

波佐見観光スポット

他の観光スポットへのアクセス

西ノ原工房(佐世保方面へ車で5分)

西ノ原工房のモンネ・ポルト

西ノ原工房のギャラリー、モンネ・ポルト

江戸時代から中尾山で操業していた旧福幸製陶所が昭和元年(1926)頃、井石郷西ノ原に移転し、戦後、有限会社幸山陶苑として操業を続けた後、平成13年(2001)工場が閉鎖された。その工場の建物をそのまま活かし、工場事務所をカフェ「モンネ・ルギ・ムック」に、轆轤工場をギャラリー「モンネ・ポルト」に、そして絵付け・施釉工場を雑貨店「HANAわくすい」などとして次々にオープン、するとそのレトロな雰囲気が人気を呼び、多くの観光客が訪れるようになった。
平成24年(2012)には福重家住宅を含む4つの建造物が国登録有形文化財および長崎県まちづくり景観資産に、またエリア全体が平成28年(2016)日本遺産「日本磁器のふるさと肥前」の構成資産に認定された。

波佐見町講堂(佐世保方面へ車で5分)

波佐見講堂

波佐見町講堂

昭和12年(1937)町の公会堂兼小学校講堂として建築された木造の大ホールで、戦後も引き続き小学校講堂として使われてきたが、平成7年(1995)中央小学校が移転されると老朽化を理由に一旦は解体が決められた。しかし住民の反対運動の結果、一転保存・活用となった。
平成22年(2010)には国登録有形文化財となり、平成30年(2018)から2年間かけて改修工事が行われた。現在は12:00~16:00に定期会館(水曜日は休館日)するほか、木造建造物の優れた音響を活かし、コンサートを中心とした各種イベントなどに随時使用されている。平成24年(2012)長崎まちづくり景観資産。

中尾山(車で8分)

中尾山

陶郷中尾山の風景。正面は中尾上登窯跡

磁器の原料である陶石の産地・三股地区に近く、17世紀中頃から陶磁器の大量生産を行っていた谷あいの地域。その地形が登り窯に適していたことから、世界最大の大新登窯(全長170メートル、窯室39)、世界第2位の中尾上登り窯(全長160メートル、窯室33、2000年に国史跡)などで大量生産を行い、江戸の庶民向けに磁器の食器を安価で供給して、食卓に大きな変革をもたらした。
その後、大正から昭和にかけて石炭窯が導入され、中尾山にはその名残として8本のレンガ煙突が建っており、明治23年(1896)建築の商家「中尾山うつわ処赤井倉」などとともに平成16年(2004)長崎県まちづくり景観資産となった。現在も十数軒の窯元があり、春には「桜陶祭(おうとうさい)」、秋には「秋陶(しゅうとう)めぐり」という陶器祭りが開催され、四季それぞれ味わいのある景観と個性的なやきもの、そして気さくな地域の人々との触れ合いが人気を呼んでいる。平成28年(2016)日本遺産「日本磁器のふるさと肥前」構成資産。

鬼木棚田(車で8分)

鬼木棚田

秋の「鬼木棚田まつり」では立ち並ぶ案山子が人気です。

陶磁器産地の中尾山から峠を越えた地域にあり、江戸中期から谷あいに石垣を築いて、約400枚の棚田が作られてきた。稲作による収益はもちろん、天然のダムとして洪水や干ばつを防ぎ、里山の美しい景観を形作っている。平成11年(1999)には日本棚田百選に選定され、次の年からは9月23日に「鬼木棚田まつり」が開催され、彼岸花が彩る田んぼに沿ってユーモラスな案山子が立ち並ぶ風景が人気を呼んで毎年多くの観光客で賑わっている。平成16年(2004)、棚田と集落が長崎県まちづくり景観資産となり、その後令和4年(2022)農林水産省によって「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として全国271の棚田のひとつに選定された。

波佐見温泉(車で13分)

波佐見温泉

美人の湯として大人気の波佐見温泉

波佐見町南部の平野にあり、平安時代に弘法大師(空海)が発見したとも言い伝えられる。大正10年(1921)頃、田中丸氏がボーリングした折に湧き出した鉱泉が元で、一時は個人経営の温泉として多くの湯治客で賑わったが、燃料不足などで昭和初期に一旦閉鎖となり、昭和41年(1966)波佐見温泉センターとして再開した。その後老朽化でふたたび閉鎖されたが、平成22年(2010)の掘削でさらに良質の泉源が得られたため、施設もリニューアルし、はさみ温泉「湯治楼」として再開し、さらに近隣にホテルやレストランもオープンしたことから来場者数が年間10万人を超える人気の温泉となっている。冷泉、重曹泉、高濃度炭酸泉の源泉かけ流し。高血圧やアトピー性皮膚炎、糖尿病などに効用あり。

畑ノ原窯跡(車で12分)

畑ノ原窯跡

波佐見で最初の磁器が焼かれた畑ノ原窯跡

波佐見町の北部で佐賀県有田町との境に近い村木郷にある、全長55.4メートル、24窯室の窯跡は、昭和56年、東大名誉教授・三上次男氏等により発掘調査が行われた結果、1610年頃に築かれ、波佐見町内で最初に磁器を焼いた連房式登り窯であることが判明した。平成5年(1993)には4室の復元を含む整備工事が完成し、平成12年(2000)には国史跡に指定された。復元された窯は現在も中高生の陶芸体験などに活用されている。