歴史と文化の交差点~波佐見町歴史文化交流館
昭和47年(1972)12月15日建築の旧橋本萬次邸(波佐見町湯無田郷1010-1)を令和元年から3年かけて一部増改築し、令和3年(2021)7月21日、波佐見町歴史文化交流館は開館しました。昭和の時代、波佐見焼窯元として大いに栄えた旧橋本家住宅の家屋および広大な庭を活用した本館は、常設展示室と特別展示室および交流スペースによって構成されています。ここでは陶磁器関連の歴史資料はもちろん、「波佐見はいつの時代も世界とつながっていた」をキーワードに、石器時代から中世、近世、近代、現代に至るまでの波佐見の長い歴史と多彩な文化を多くの貴重な歴史的資料によって分かりやすく学ぶことができるように展示され、学校教育や生涯学習の場としも活用が期待されています。また、特別展示室では寄贈コレクション展や企画展なども定期的に開催しています。町民ギャラリーでは各種講座やワークショップなどのほか、写真や絵画、アートなどの個展開催など、一般の方々にもご利用いただけます。玄関から左側には交流スペースがあり、伝統芸能などの映像資料の鑑賞もできます。カフェではコーヒーやスイーツ類が用意され、芝と花木に囲まれた広大な庭を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。是非お気軽にご利用ください。
【建物の概要】
名 称:波佐見町歴史文化交流館
愛 称:波佐見ミュージアム(HASAMI Museum)
開 館:令和3年(2021)7月21日(水曜日)
所在地:波佐見町湯無田郷1010番地1
敷地面積:3,623.52平方メートル
建物構造:
既存棟 木造平屋建瓦葺(509.49平方メートル)
新築棟 鉄骨一部2階建ガルバリウム鋼板葺(510.07平方メートル)
【施設の概要】
常設展示室1 (68.6平方メートル)
常設展示室2 (74.3平方メートル)
特別展示室 (101.9平方メートル)
町民ギャラリー(講座室 41.3平方メートル)
交流室(和室北側 32.5平方メートル)
休憩室(和室南側 46.5平方メートル)
喫茶室(カフェ 27.5平方メートル)
*本館は伝統的な日本の和風住宅をそのまま活用しています。靴は脱いでお入りください。選りすぐったケヤキや珍しい熱帯アフリカ産の貴重な材である「ブビンガ」などの木の感触をお楽しみいただけます。なお、スリッパが必要な方や足のご不自由な方は車椅子(館内備え付け)やご愛用の杖などもお使いいただけますので、ご遠慮なくお申し付けください。
*本館の町民ギャラリー、座敷交流スペースなどはご自由に見学や休憩が可能ですが、一定時間占有してのご利用は有料となり、事前にお申込みが必要です。メールや電話でお問い合わせください。