地勢・概要

更新日:2024年04月11日

地勢

虚空蔵山系を南に、東北を神六山系に、西を弘法岳山系の100~500メートルの山々が起伏しています。町の中央を東北から南南西にのびる川棚川は、川棚町を経て大村湾に注いでいます。これに沿って、折敷瀬、宿、田の頭、岳辺田、平野地区が平坦部を形成し、やや密集した集落が連なり、水田が耕されています。山林は,傾斜地に拓かれた畑地帯から山頂に達して、町全体を囲み森林資源地帯を形成しています。
地質は、第三期層丘陵と石英粗面岩類の山地がいたるところに散在起伏し、沖積層平坦部がその間に入りこみ複雑な地形をなしています。

町花のつつじの写真

町花 つつじ

町木のもちの木の写真

町木もちの木

町民憲章

町民憲章

波佐見町風景と波佐見・有田インターチェンジ入り口オブジェの写真
波佐見町の町章の画像

町章

概要

波佐見町地図

本町は長崎県のほぼ中央、東彼杵郡の北部に位置し、西は佐世保市、南は川棚町、東は佐賀県武雄市、嬉野市に、北は佐賀県有田町に接しています。
東西10.5キロメートル、南北7.0キロメートル、周囲33キロメートルで総面積56.00平方キロメートルです。また、長崎県内でも海に面していない唯一の町でもあります。人口は、14,125人、戸数は5,479戸(令和6年3月末現在)ですが、400年の伝統をもつ全国屈指の[やきものの町]として栄えてまいりました。全国の一般家庭で使われている日用食器の約13%は波佐見町で生産されています。町内には陶磁器に関する約400の事業所があり、町内の約2,000人が窯業関係の仕事にたずさわっています。
また、農業の近代化にも力をいれ、県営圃場整備、農村総合整備モデル事業なども県下で第1号として実施。水田面積650ヘクタールのうち約83%の区画整理が完了。大型農機による作業とライスセンターを結んだ米麦一貫作業体制が確立されています。これによって生じる農家の余剰労働力は、地場産業である陶磁器関連産業への就労と結びつき、農工一体となって発展を続けているところです。
 今後は、波佐見テクノパークに立地した長崎キヤノン株式会社と400年の歴史を有する陶磁器産業、農業や温泉などとの共生を図り、「活力と潤いにみちた陶磁と緑のまち 波佐見」を目指したまちづくりを展開して行きます。